おしゃれなフォルムでチョイ悪感のあるビンテージオフロードヘルメットが気になる方に向けた
今人気のスクランブラーヘルメットのおすす品を紹介します。
元祖のBELL MOTO3やSIMPSONのヘルメットのようなノスタルジックな口元スリット入りの
フルフェイスや日本製の手軽なタイプまで人気のカテゴリのヘルメットです。
あなたに合ったヘルメットを探してください。おすすめ15選です。
ビンテージオフロードヘルメットはどんなヘルメット?

元々オフロード用のモトクロスバイクが開発される前のオフロード用バイクである、
スクランブラーバイク用に使われたヘルメットなのでスクランブラーヘルメットとも呼ばれています。
ビンテージオフロードヘルメットはどんなヘルメットなのか?またどんな特徴があるのかを
あげていきます。
ビンテージオフロードヘルメットとは?



●1960年ごろのオフロード用ヘルメット
●ヘルメット内部の口元にスリットや通気口がある
●デザイン・コンセプトは古いが今のリメイクヘルメット
昔のデザインで口元が尖っていて蒸れ防止のためのスリットや通気口をデザインのアクセントにしている
デザイン性の高いフルフェイス
ビンテージオフロードヘルメットの特徴
特徴は同じフルフェイスと比較するとはっきりしています。
●軽量ヘルメット 1,200g程度と軽量(通常タイプのフルフェイスは1,500g以上が標準)
●帽体が小さめ 頭が小さく見えて見た目がカッコよく見える
●内装が薄い 内装はシンプル(昔のヘルメットの簡易内装・通気性のためスカスカ)
●機能性はない 空力性能なし シールドは基本付いていない
機能性を排除したシンプルな構造のフルフェイスのため、 フルフェイスでありながら
非常に軽量で帽体が小さくカッコよく見えるという特徴があります。
ノスタルジックなフォルムは今のネオレトロのバイクに似合うので人気

今人気のあるバイクのトレンドはネオクラシックなバイク
古き良き時代のバイクらしい形を残したクラシックでレトロさのあるバイクです。
ビンテージオフロードヘルメットもそのバイク創世記のヘルメットです。
当時のフォルムを復刻させたヘルメットは、
ネオクラシックなバイクによく似合うので人気なのです。
ビンテージオフロードヘルメットはどんなバイクに似合うのか?

デザイン性を意識したビンテージオフロードヘルメットは
今人気のHONDA CL250・500や海外メーカーの
スクランブラーバイクによく似合うヘルメットで、スクランブラーヘルメットとも言われるほど。
しかし、クラシカルなフォルムのネオクラシックなバイクやアメリカンクルーザー用にも
幅広く使われているのです。 クラシックテイストのバイクであればオン・オフ用関係なく
選ばれています。
ビンテージオフロードヘルメットの似合うバイク
●スクランブラーバイク
●ネイキッドバイク(ネオクラシック)
●アメリカンバイク
スクランブラーバイク

ネイキッド・ネオクラシック(カフェレーサー)


アメリカンバイク

ビンテージオフロードヘルメット かっこいいおすすめ品

正統派と思われるビンテージフルフェイスを紹介します。
クラシカルで本物感があるおすすめ品です。
日本の人気No. 1スタイルと、元祖アメリカのBELLやSIMPSONです。
SHOEI EX-ZERO

ビンテージオフロードヘルメットの日本製で人気No. 1はSHOEI EX-ZERO
しっかりしたFRP製素材で可動式ショートバイザーと
迫力ある口元スリットデザインの小さめなフォルムのフルフェイス
街乗り向けには最高のヘルメットですが、
万能タイプではなく高速走行はおすすめしません。
風切り音は大きいヘルメットですが、他メーカーがまねをするフォルムなのです。

BELL MOTO3

ビンテージオフロードヘルメットと呼ばれる元祖はBELLのMOTO3
その復刻版が発売されています。
本物を求めるなら並行輸入品でもBELLを選ぶべきなのです。
基本はゴーグルですが、便利でかっこいいゴーグルシールドもあります。
ビンテージタイプのフルフェイスの重量は1,250gと軽量なのです。


SIMPSON M-50

BELL MOTO3と同様にビンテージオフロードヘルメットの元祖はSIMPSON M-50
これも復刻されていて、しっかりしたFRP製で日本人の頭にあわせた日本人仕様で、5万円以下で購入が可能です。
ゴーグルスタイルですが、社外品でシールドタイプのゴーグルがあり便利になりました。


PREMIER TROPHY MX LC

ビンテージヘルメットのラインアップが豊富なイタリアの老舗ヘルメットメーカーPREMIER(プレミア)は
BELL・SIMPSONと同時期のアメリカ発祥のヘルメットメーカー
このメーカーのこだわりはカーボン製ヘルメットに特化していること。
ビンテイジタイプのヘルメットでも
軽量で強度の高いカーボン素材を使ったクラシックエンデューロタイプの本格ヘルメットなのです。
カーボン製ヘルメットなのに決して高くはありませんよ。(重量1,200g)

TT&CO MOTOMOTO3

クラシカルなヘルメットメーカーであるTT&COの新作ビンテージフルフェイス
口元スリットを入れてワイルド感がアップ
このヘルメットの開発コンセプトは
より目深くかぶれて、より小さく見えるシェル
BELL MOTO3風の本物感ありビンテージフルフェイスです。

TT&CO トゥカッター

ヴィンテージオフロードフルフェイスの個性派ロングセラーのトゥカッター
口元スリットがありませんが、ロングセラーの理由は名作映画の悪役の名前をとったネイミングと
小さく被れるヘルメットで圧倒的に小ぶりなフルフェイスだからでしょう。
帽体が小さくてさまざまなスタイルに使うことができるフルフェイスで、
ノスタルジック感がよく出せるのです。
サイズは59cmまで グラフィックタイプもなかなかおしゃれなのです。


RIDEZ XXX

RIDEZの 3代目の新作ビンテージフルフェイス XXX(トリプルクロス)
後ほど紹介するXとXXの2代目まではオンロード志向のフルフェイスでしたが
このXXXはヴィンテージモトクロスVMXタイプ
BELL MOTO3タイプのオールドオフロードスタイルです。
作りにレトロ感が満載
もちろんオンロードバイクに使ってもワイルド感が出てハーレーなどにも似合うのです。

安く手軽に手に入るスクランブラーヘルメット おすすめ品

手軽な価格のスクランブラータイプのヘルメットを紹介します。
予算2万円以内で購入できるヴィンテージオフロードヘルメット
いずれもロングセラー品でで購入者の評判も良いヘルメットです。
RIDEZ X と XX


REDEZ(ライズ)のビンテージオフロードヘルメットは、あまりオフロードを意識したものではなく
大きな特徴としては、TT&COのトゥカッター同様、小さく被れるフルフェイスの代表的なヘルメットと言えます。
可動式のシールド付きでオンロード用ヘルメットのようです。
XとXXの違いは口元スリットの形
このXとXXは在庫のみの販売です。
気に入ったなら早めにゲットすべきですよ。


HORIZON JADE

HORIZON(ホライズン)のビンテージオフロードヘルメットのなかなかおしゃれ
可動式のシールド付きなのが便利で嬉しいところ。
サイズはバリエーションあり
洗練されいて人気のデザイン
どちらかといえばオンロードバイク(アメリカンやカフェレーサー)などに似合うでしょう。

HORIZON MXH−4

このヘルメットはスクランブラーバイクのようにオフロードよりのハンターカブ向けに開発されたフルフェイスで
個性派と言えるでしょう。 口元のスリットの代わりにレトロなドット穴がおしゃれ
かっこいいヘルメットです。

NEO VINTAGE VT-5X

NEO VINTAGEのヘルメットのラインアップはビンテージテイストのヘルメットです。
オフロードタイプのVT-5Xは機能面で付加価値が付いています。
可動式シールドとインナーバイザーが付いていて気楽に便利に使用することができます。
オンロードの街乗り用ヘルメットと考えればかっこいいヘルメット
難点はフリーサイズでサイズが選べないことですが、サイズが合えば使える手軽なヘルメットです。

SUNUP CPBRA SM-002

SUNUPは2024年に設立したバイク用品メーカーで、
COBRAは超軽量ヘルメット(1,070g)のDAMMTAXのヘルメットを受け継いで発売
シンプルな構造で軽量なヘルメットはロングセラーでした。
ヴィンテージMX フォルムに見えて オールマイティ にかぶれる帽体にレーシーなグラフィックを施した「COBRA」
太い2ラインが個性的でおしゃれ
オンロードバイクにも似合います。

LEAD RUDE

リード工業は、いち早くスクランブラーバイク向けのヘルメットとしてビンテージフルフェイスをラインアップしています。
ゴーグルスタイルで専用ゴーグルは付いているのでコスパは最強です。
専用ゴーグルやシールドは単体で5,000円以上はしますので実にリーズナブルな価格と言えます。
これもワンサイズのフリーサーズしかありませんが安いと言えます。

ヴィンテージMX フォルムに見えて オールマイティ にかぶれる帽体にレーシーなグラフィックを施した「COBRA」
太い2ラインが個性的でおしゃれ
サイズは2サイズ
VERTEX GT501 ビンテージヘルメット

ノーブランドですが、通販ではGTシリーズで族ヘルタイプなどのバイクヘルメットを豊富に販売している
メーカーのBELL MOTO3風のビンテージオフロードヘルメット
インナーバイザー付きタイプもありますが、GT501はシンプルタイプ
フリーサイズのワンサイズですが、ここでは最安値です。
重量は1,300gと軽量

ビンテージオフロードヘルメットのメリットとデメリット 購入のための注意点


紹介してきたビンテージヘルメットですが、見た目のデザインにばかり目を奪われますが、
選ぶ際の注意点として、このヘルメットのメリットとデメリットを確認しておきましょう。
場合によってはあなたが選ぶべきヘルメットではないかもしれません。
よく確認しておくことをおすすめいたします。
ビンテージオフロードヘルメットのメリット
メリットは以下の4つ
●軽量であること
●夏は比較的涼しい
●価格が安いものが多い
●ベテランライダーに見える
軽いヘルメットが欲しくて、とにかくカッコよく小ぶりなフルフェイスが欲しければおすすめできるヘルメット
フルフェイスとしては夏場は口元から空気が入るので涼しいヘルメットとも言えます。
さらにちょっとワイルドで被っているとベテランライダーにも見えるはず
また、お財布に優しいヘルメットでもあります。
ビンテージオフロードヘルメットのデメリット
デメリットは以下の4つ
●風切り音が大きく空力面が弱い
●安全性は最強ではない
●冬は寒い
●真面目なライダーには見えない
高速道路をよく使うツーリングでは風切り音は気になるヘルメットです。
当然、空力性能などは考えていないヘルメットですので、街乗り中心のバイクの使い方用ヘルメット
と考えましょう。
フルフェイスですが、他の機能性の高い本格派のフルフェイスとは違うことを理解しましょう。
注意点
最後に、真面目なバイク乗りと思われたいならあまりおすすめはできないヘルメットです。
不良っぽいバイカー、そんなイメージのヘルメットであることは間違いないのです。
しかし、おしゃれな街乗りヘルメットでベテランライダーに思われたいなら
誰が被ってもチョイ悪なイメージのかっこいいライダーになれることは間違いないでしょう。
しかし、あなたが大型バイクや海外製のおしゃれなクラシック系バイクに乗るのなら、
BELL MOTO3 やSIMPSON M-50などの本物をかぶることをおすすめいたします。
海外製大型バイクに1万円のヘルメットではカッコ悪いですよ。
ビンテージオフロードヘルメットおすすめ15選 まとめ

ビンテージオフロードヘルメットのかっこいいおすすめ15選 どんなバイクに似合うのか?
ビンテージオフロードヘルメットと言われるスクランブラーヘルメットの元祖から
手軽に手に入るものまで紹介し、このカテゴリのヘルメットに似合う車種や
ヘルメットの特徴であるメリットやデメリットを解説した記事
●ビンテージオフロードヘルメットはどんなヘルメット?
●ノスタルジックなフォルムは今のネオレトロのバイクに似合うので人気
●ビンテージオフロードヘルメットはどんなバイクに似合うのか?
●ビンテージヘルメットのメリットとデメリット 購入のための注意点
●まとめ
以上の内容でした。