バイクウェアのスタイルとして革ジャン(レザージャケット)は重要な気になるアイテムです。
バイク乗りなら一着は革ジャンは欲しいと思いますよね。
世の中にはライダースジャケットというファッションスタイルのジャンルがあり、数多くの革ジャンで溢れています。
バイクで使える革ジャンはどんな革ジャンでどう選んだら良いのか?
バイク乗りが革ジャンを選ぶにはバイクに適した革ジャンを選ぶべきなんです。
バイク向き革ジャンはどんなものがあるのかを季節別の選び方も解説していきます。
読んでみてください。
バイクに適した革ジャンとは?
革ジャンはデザインも気になりますが、
バイクに適した革ジャンとは、革の質がよく、安全性が確保されていること
つまり最低限本物の革製品であること
それ以外に安全性を強化したプロテクターが内蔵されたり取り付けができるものが
バイクに適した革ジャンです。
※フェイクレザー(本革ではない革ジャン)は論外です。
革ジャンには20万円から1万円まで大きく差があり、革ジャンの種類には
大きく分けて4種類のタイプがあり選ぶ時の基準になると思います。
○世界の有名ブランドの革ジャン
○バイク用品メーカーの革ジャン
○バイク用に機能を追加した革ジャン
○手軽な革ジャン
それらについて説明します。
世界の有名ブランドの革ジャン
革ジャンとしても有名ブランドはたくさんありますが、老舗と言えるメーカーで過去に映画などで
バイク乗りが着たことで有名となり、バイク用としてのブランドを確立した有名な革ジャンがあります。

高級で厚手の革を使用しているため、一生ものの革ジャンとも言われ、プロテクターはついていませんが
バイク乗りの憧れのブランドがあります。 価格は10〜20万円
代表的な革ジャンの有名ブランド(海外ブランドです)
ルイスレザー(Lewis Leather)

エアロレザー(Aero Leather)

ショット (Schott)

他にも革ジャンの有名ブランドはありますが、バイク乗りに支持されている有名ブランドです。
バイク用品メーカーの革ジャン
バイク用革製品を扱い歴史ある日本メーカーのバイク用革ジャンメーカー
安全性を重視していて、モータースポーツで着る革ツナギのメーカーです。
革ジャン単体での製品があり価格は 5万円から10万円
この革ジャンはライダーの姿勢に合わせた動きやすい設計やプロテクターも意識していて
安全性が高く長年愛用することも可能です。
●代表的バイク用品メーカーの革ジャンブランド(日本)
○KUSHITAN(クシタニ) → スポーツバイク向け

○HYOD(ヒョウドウ) →スポーツバイク向け

○KADOYA(カドヤ)→ネイキッドスポーツ・ネオクラシックバイク向け

○DEGNER(デグナー)→アメリカンバイク・ネオクラシックバイク向け

バイク用機能を追加した革ジャン
バイク専用の革ジャンではない革製品メーカーには一生ものの革ジャンがあり
10万円以上の高額品もありますが、バイク用で選ぶのは一種のこだわる人のみ
有名ブランドではなくて、バイク用にプロテクターを意識した製品で
バイク用に整った機能的製品もあります。
革製品のメーカーの一部製品がバイク用革ジャンとして作られリーズナブルな価格で販売されています。
価格は4万円〜5万円
手軽な革ジャン
革ジャンは安いものでも4万円ほどするのですが、 古着などで流通する革ジャンの革部分を再利用して
製品化したリプロダクトの本革革ジャンもあります。
良い点としては、使い込んだ味が最初からあり、革は劣化していますが軽いこと、
マイナス点は製品のは個体差が出ること、また本来の革の安全性には不安があることですが、
価格は2万円以下で実の手軽の革ジャンを味わうことができます。
バイクの革ジャンには適した季節があり革ジャン選びも変わる
革ジャンは一年中着られるバイクウェアではありません。
革ジャンで走れる快適な季節は、3月から5月、10月から11月と外気温が25度以下の季節
また冬場の防寒用しては、革ジャンは最適とはいえず、風は通しませんが、一度冷えると温まりづらい革の特性上
革ジャンだけでは冬場も適していません。
それでも、革ジャンには四季に合わせた製品もあります。
○春・秋の革ジャン
○夏の革ジャン
○冬の革ジャン
春・秋の革ジャン
革ジャンに適した春・秋の外気温25℃前後の季節は、革ジャンに最適
革ジャン一着で快適に走行できます。
夏の革ジャン

外気温25℃以上は革ジャンには辛い季節、汗で濡れると乾きづらい革は正直、
夏場で着用するのはおすすめできません。
それでもスタイルとして革ジャンを選びたいライダーは通気性の良いパンチングメッシュの革ジャンを選びます。
さらに夏用にはそれが半袖仕様になるものもあります。 夏でも革ジャンスタイルにこだわるバイク乗りも一部いるのです。
冬の革ジャン

冬用の革ジャンは、革ジャン内部に保温のインナーが付いていて、脱着が可能なタイプの革ジャンや
中綿にダウンの入ったダウンレザージャケットもあります。
または羊毛が内側についたムートン革ジャンなどは暖かさが確保できる革ジャンです。
普段着でも同様で、それだけで冬は大丈夫かというと、他のウェアとの重ね着は必要です。
冬のバイクウェアとしては、革ジャンではなくファブリック製のウインタージャケットの方が合理的です。
バイク用革ジャンを選ぶ時に重視すべきポイント
革ジャンのタイプや季節別の違いについて説明して来ましたが、
バイク用の革ジャンを選ぶ場合の重要ポイントをあげていきます。
○革ジャンのデザイン(スタイル)
○革ジャンの革の種類
○プロテクターについて
○バイクに適した機能性につて
バイクの車種別に選ぶ 革ジャンのスタイル
バイク向き革ジャンのデザインもいくつかあります。
王道スタイルのデザインは
ダブルライダース →アメリカンバイクや大型ツアラー向け

シングルライダース→ネイキッドバイク・カフェレーサータイプ向け

セミダブルライダース→全ての車種

ライディングジャケット→スポーツネイキッドバイク・SSタイプ

これらが伝統的な王道スタイル
それ以外に カジュアルウェアのような
フーディー

Gジャン風

M-1ジャンパー

スタジャン風

などがありバイクの車種に合わせて自由に選んだりします。
革ジャンの革の種類について

革ジャンの革といってもピンからキリまであります。
革の種類は牛革だけではなく
牛・羊・山羊・鹿・馬・豚の6種があります。
革の種類による特徴
○牛 →厚手で丈夫 安い素材は重い
○羊 →軽量で柔らかく値段も安い
○山羊→ひっかき傷に強い 経年劣化しやすく味が出やすい
○鹿→薄手で強度が高い 高級素材で革ジャンよりも革シャツやグローブ用
○馬→丈夫で光沢がある 経年劣化しにくい高級素材
○豚→軽くてソフト 安い素材だが革ジャンにはあまり使われない
革ジャンは牛革だけではなく、安い革ジャンは厚手の安い部分の牛革や羊革が使われる場合が多いのです。
プロテクター有り・なしは重要

バイク用で革ジャンを選ぶならプロテクター付きを選ぶことをおすすめします。
革は摩擦やひっかき傷などのは強いのですが、衝撃吸収性は特にないため、樹脂製のプロテクターが
ひじ・肩 背中・胸などについている製品がバイク用としては最適です。
バイク専用品のデザインは機能性が違う

バイク用革ツナギなどを製造しているバイク専用メーカーの革ジャンは、乗車姿勢に合わせた裁断やデザイン
で作られているため、バイクに乗ったら袖が短いとか背中が出たとか、風が入ってバタつくということが
ないため、快適性を求めるならバイク用専門メーカー品を選び方は間違いはありません。
バイクウェアとして革ジャンも他のウェアとコーデしよう
革ジャン単体について解説してきましたが、
革ジャンをファッションの一部としてコーディネートも考えて選んで欲しいのです。
革ジャンは黒だけではありません。 黒よりも茶系などの方がいかにもバイク用という重たいイメージにならず
おしゃれさを演出できます。
ヘルメット・パンツやシューズなどとコーデして選ぶことカッコよく洗練された印象になるのでおすすめですよ。
【参考記事】ダサくないバイクウェア選び方

バイクの革ジャン 適した季節とおすすめの選び方 まとめ
バイク用の革ジャンは一生ものの有名ブランドから1万円程度で購入できる革ジャンもあります。
一生ものの20万円の革ジャンは本物感があり、長年愛用してもへたることはなく、
むしろ使い込んだ味が出て、確かに20万円の価値はあるのです。
その他の革ジャンとは見た目の印象は全く違ってくるものです。
それが無理でも、10万円以内でしっかりしたバイク専用の革ジャンにすれば
同じく長年愛用することが可能です。
プロテクターも付いていて安全上の問題もクリアできています。
この他の革ジャンは数年来たら買い替える革ジャンかもしれません。
バイク用であり、プロテクターがついても3万円程度の革ジャンは使ううちに
質感が悪くなり、ヘタリ具合を味わう前にカッコ悪いなと感じてしまうものです。
問題は、選び方にあります。気に入ったデザインなら 一生ものとして買ってもよし
初めて革ジャンを試してみるけどどこまで着るかな?という場合は、予算に応じて
まずは手軽なものから選べば良いのではないでしょうか?
バイクの革ジャンの解説でした。
●バイクに適した革ジャンとは?
●バイクの革ジャンには季節ごとに違うタイプがあり選び方が変わる
●バイク用に革ジャンを選び時の重視すべきポイント
●バイクウェアとして革ジャンも他のウェアとコーデしよう
以上に内容でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。