この記事は、 3台イタリアのドゥカティを乗り継いできたバイク好きが提案する
ドゥカティに似合うヘルメットを提案する記事です。
もちろんドゥカティヘルメットと一言で言い切れるヘルメットは存在しません。
ドゥカティには車種ジャンルによって似合うヘルメットは違うのです。
あなたの愛車やこれからドゥカティを考えている方読んでみてください。
ドカティに相応しいヘルメットを紹介します。
ドゥカティのヘルメットを選ぶときのチェックポイント

一言でドゥカティと言ってもいくつかのタイプがあります。
カテゴリーを大まかに分けると4タイプ
●スーパースポーツ(フルカウル) →V4・V2パニガーレ・SS
●ネイキッドスポーツ→ モンスター・ストリートファイター
●スクランブラー → スクランブラー
●旧車→シングル・ベベル・パンタエンジン
※ハイパーモタード・アドベンチャー・ディアベルについては省略
それぞれのカテゴリによって似合うヘルメットは全く違ってくるのです。
ドゥカティに似合うヘルメット タイプ別考察
スーパースポーツとして本格的なドゥカティのメインカテゴリのフルカウルスポーツバイク
MOTO GPで活躍するV4パニガーレから、ツーリングにも使えるおしゃれなドカティ、
マニアックな雰囲気のある旧車ドカティまで
どんなヘルメットが似合うのかを考えます。
スーパースポーツタイプ V4 V2 SS

スーパースポーツ・メーカーフラッグシップであるパニガレーなど、フルカウルスポーツに乗るライダーは
一部の例外を除きサーキット走行を前提としているはず
ヘルメットも最先端で高品質の、たとえばカーボン製ヘルメットが相応しく、
カラーやグラフィックもイメージカラーであるイタリアンレッド・ホワイト・ブラックの組み合わせまでこだわるべきでしょう。
ネイキッドスポーツタイプ モンスター・ストリートファイター
ネイキッドスポーツであるモンスターやストリートファイターは MOTOGP風のヘルメットはやりすぎ、
しかし、さりげなくイタリア色を出してAGVのハイグレードヘルメットなどにこだわるべきでしょう。
あなたの乗るバイクはイタリア製外車なのですから、安価な国産ヘルメットはいただけません。


スクランブラータイプ スクランブラー

ドゥカティのスクランブラーは、おしゃれな街乗りバイクというイメージが強いバイク。
レトロフォルムのバイクなのでクラシカルなゴーグルスタイルのフルフェイスや
パイロットスタイルのジェットヘルなどで渋く決めると似合います。
旧車 シングル・ベベル・パンタエンジン


ドゥカティと言っても最新のドカティだけではありません。
1960年代から1980年代などの名車と言われるドゥカティ愛好家には時代にあったノスタルジックな
ヘルメットが欲しいはずです。やはりレトロ路線のヘルメットになるはずです。
ドゥカティ SS V4 パニガーレ V2に似合うヘルメット

ドゥカティのSS(スーパースポーツ)なら雰囲気だけのフルフェイスでも良いのですが、
本気のSSバイク、サーキットなどで走るV4・V2パニガーレならヘルメットもバイクに相応しい
メーカーフラッグシップのヘルメットをかぶるべき
サーキット走行前提の安全性の高いヘルメットと、選ぶセンスが求められます。
参考までにチョイスしたヘルメットもみてみてください。
あなたの選び方の基準と比較してみてください。
SHOEI X-Fifteen


マルクマルケスのレプリカフルフェイス
ショウエイX-fifiteenはサーキットを走る前傾バイクに合わせた視点デザインで
空力に優れたヘルメットです。 欲しいヘルメットのNo. 1のはず

AGV PISTA GP RR グロッシーカーボン


AGVのMOTOGP導入のフラッグシップモデル
特に説明の必要はないでしょう。
オールカーボン製のヘルメットです。
これならヘルメットはバイクに負けません。


AGV K6 HYPHEN


現実的な選択としてドゥカティパニガーレにはAGVでも最高峰のK6のカーボンヘルメットが最も似合うはず
現実的な選択です。


OGK kabuto F-17


日本をイメージしたMFJ公認規格取得のOGKカブトのF-17
カラーがドゥカティにイメージとぴったり
これもドゥカティSSタイプには似合うヘルメットです。

AGV K-1S


AGVのK1SはAGVヘルメットの中では手軽なエントリーモデルですが、そのルックスは
空力フォルムでかっこいいのです。 レジェンドライダー、ロッシ選手のレプリカヘルメットが多数ありますが、
SSなどに合わせるヘルメットとしてホワイトの選択をおすすめします。

Arai VENTOR-X CORSE SBK


AraiのVentorーXに DUCATI CORSE SBK のオリジナルヘルメットがありました。
Ducatiを強調したいならこのヘルメット

ドゥカティ モンスター・ストリートファイターに似合うヘルメット

モンスターを選ぶライダーは初ドゥカティの方が多いと言います。
あまりに敷居の高いV4パニガーレではなく、 モダンでおしゃれなイタリアンバイクとして
なおかつパワフルなモンスター
キツくない前傾ポジション、低いシート高で乗り手を選ばないのがモンスター
ハイスピードツーリングや峠が好きなあなたのモンスターに似合うヘルメットです。
AGV K3


ドゥカティなら日本のへルメットよりもイタリアを代表するヘルメットで、ドゥカティとも繋がりの深い
AGVが最も最適に似合うヘルメットです。
K1 ではなくグレードの高いFRP製のK3 の空力フォルムはいかがでしょう。

WINS A-Force RS 12K

WINS(ウィンズジャパン)のカーボンヘルメットのハイエンドモデル
カーボン柄が独特で、さりげなく主張する本物感は
イタリアンバイクDUCATIには相応しいヘルメットです。
12Kとはカーボン繊維の数を表し、コストのかかるカーボン繊維の密度が多く、
強度も高いということを表しています。さらにルックスがかっこよくなるということです。

WIN S A-Force RS

カーボン製ヘルメットが破格の価格で手に入るWINSのカーボン製フルフェイス
レーシーでモダンなフォルムはおしゃれなモンスター・ストリートファイターに似合うはず。
ロングセラー品 各部にWINSのこだわりが感じられるロングセラーの人気プレミアムヘルメット
内装のカラー・インナーバイザー・ベンチレーションにこだわりあるのです。

ドゥカティ スクランブラーに似合うヘルメット

ファッショナブルでクネクネ峠道が最も得意なスクランブラーは街乗りバイクとしても快適です。
実は今の私の愛車もこのドゥカティスクランブラーです。
スクランブラーというバイクは未舗装路も走るバイクなのですが、
他の海外メーカーのスクランブラーとは少し違うコンセプトで
ドゥカティのスクランブラーは街乗りを意識したファッション性重視タイプ
私が選んだ理由は、パワーはさほど強大ではなくて、軽量で迫力あるVツインの鼓動があり軽快に走れるバイクが
欲しかったからスクランブラーでした。
本来であれば街乗りのおしゃれなファッションバイクなのです。
オールドオフローダーである無骨なスクランブラーというより
ネオクラシックフォルムの街乗り快適バイクなのです。
そのためモダンフルフェイスではなくレトロなヘルメットを選ぶのが基本でしょう。
似合うヘルメットを紹介します。
WINS G-force SS



モダンデザインのフルフェイスはネオクラシックなフォルムのスクランブラーには似合わないはずが、
このWINSのG-force SS MONSTERの渋めのカラーの艶消しグラフィックはレトロデザインのバイクによく似合います。
スクランブラーの車体カラーとのコーデですね。

SIMPSON M-50

同じフルフェイスでもクラシックスタイルに徹して、ゴーグルで合わせたSIMPSONの
オールドタイムフルフェイスを提案します。
国産のノスタルジックフルフェイスはたくさんありますが、
本物の元祖、BELL MOTO3 やSIMPSON M-50がドゥカティには相応しいはず。
SIMPSON M-50は日本人向けのサイズ感とリーズバブルな価格で一押し
選ぶなら本物を選びましょう。

Arai クラシックMOD

ジェットヘルメットもクラシカルでしっかりしたブランド アライでキメましょう。
間違いはないのがアライヘルメット クラシックジェットの王道
クラシックシリーズ カラーなお良いMODです。
シールドでもゴーグルでも合わせられます。

PREMIER ROCKER LN


イタリアのこだわりのヘルメットメーカー・プレミア(PREMIER)にはドゥカティスクランブラーにぴったりのヘルメットがあります。
ショートバイザータイプのパイロットヘルメット、軽快に街の駆け抜けるストリートバイクに最適
ショウエイJ・Oと同タイプですが、こちらの方がヨーロッパの匂いがしてグラフィックがおしゃれです。
945gの超軽量ABS製 価格もリーズナブル

MOMO FGTR EVO

独特のパイロットタイプのジェットヘルメットがユニークなイタリアのMOMO
イタリアンデザインのヘルメットはイタ車に似合うのです。

BOGOTTO V587


軽量1,000gのカーボンジェットヘルメット
BOGOTTOはドイツの大手通販サイトFC MOTOのオリジナルブランドで
価格がリーズナブル パイロットスタイルの軽量カーボン製でこの価格
1,000gの超軽量カーボンヘルメットは40,000円以内では買えないですよ。

AGV X101


イタリアのAGVのノスタルジックなオールドオフロードタイプのフルフェイス
ドゥカティにはAGVが似合うのは間違いありません。
ゴーグルスタイルで合わせます。
1970年代のパリダカール・ラリーで使用されたオフロードフルフェイスがモチーフ
復刻デザインされたジャパンフィット(日本人仕様)の最新ヘルメットです。
FRP製本格ヘルメット

ゴッドブリンク MAD JUMPER2

カーボンの光沢が美しいゴッドブリンクのMFJ公認のオフロードヘルメット
カーボンとFRPのハイブリット構造で1,080gの超軽量ヘルメットで
オフロードヘルメットではダントツのコスパの良い人気のヘルメット
ゴーグルスタイルで街乗りライディング、

ドゥカティ 旧車に似合うヘルメット



デスモ450 350などのシングルレーサー
パンタやベベルの旧車と呼ばれるドカティに似合うヘルメット
選んでみました。
旧車に似合うヘルメットはなかなか見つかりません。
中古品などを考えても仕方がないので、今、手に入るものはどんなものなのか読んでみてください。
あなたのお眼鏡に叶うと幸いです。
AGV レジェンド

AGVの伝説的な歴史を象徴する往年のモデルを現代に甦らせた【AGV LEGENDS】コレクションの一つ
X3000はイタリアにおけるレースの歴史で初めて投入されたフルフェイスモデルを忠実に再現、
AGVを代表するレジェンドライダー ジャコモ・アゴスティーニの栄光を飾ったフルフェイスモデルへの敬意を表し、
独特のエッジ形状や、左右のシールドロックボタン忠実に再現した最新ヘルメット

Arai ラパイドネオ トリコロール

Araiの人気No. 1のクラシカルデザインのフルフェイス、ラパイドネオの
イタリアントリコロールカラーです。
旧車には似合うはず

Redbike RB-802 ITALIA JET

ヘルメットのリム、イタリアントリコロールのラインなどクラシカルヘルメットを再現
ゴーグルで合わせるクラシカルジェット

Redbike Classic

1950年代のシングルレーサー時代を彷彿とさせる半キャップ
一般的な半ヘルとは違い、オールドタイマーのクロムウェルなどと同タイプのフォルム
Redbikeはドイツのブランド このヘルメットはFRP製の本物です。

ドゥカティはやめとけ!についてのオーナーとしての意見

スクランブラー アイコン
ドゥカティに似合うヘルメットを紹介してきましたが、 まだドゥカティに乗っていないけれど
ヘルメットの記事を読んでいるドゥカティ予備軍のあなたに向けて、
外車であり、しかもドゥカティを選びたいあなたに向けて
ドゥカティやめとけ! なんて書き込みがありますが、 そんなことはありません。
ドゥカティに乗るライダーは走り屋だというイメージがあるかもしれません。
ひたすらスピードを追求するバイクというイメージがあります。
確かにイメージはMOTOGPで活躍するマシンを作るメーカーで一部そんなマシンがあるのですが。
ただしドカティの楽しさは、
●軽量(400ccなみ)
●ハイパワー(DESMOのよく回るエンジン)
●独特のVツインの鼓動とサウンド
●独特の車体デザイン(イタリアンデザイン)
これら4つだと思っています。
決してとっつき辛いマシンではなく、むしろ手軽に楽しめる
ある意味敷居の低い扱いやすい魅力的なバイクなのです。
あなたのドゥカティを選ぶ選択は間違ってはいないと思いますよ。
最後に一言、
最近20年以内に製造されたドゥカティは故障したり壊れたりしません。安心してくださいね。
速く走るだけがドゥカティではありません。
ドゥカティに似合うヘルメット タイプ別おすすめ品 まとめ

ドゥティ(DUCATI)に似合うヘルメット タイプ別考察とおすすめ品紹介
●ドゥカティのヘルメットを選ぶときのチェックポイント
●ドゥカティに似合うヘルメット 車種タイプ別考察
●ドゥカティはやめとけ!についてのオーナーとしての意見
●まとめ
以上の内容でした。