アメリカンバイクに似合うフルフェイスを探している方に、かっこいいフルフェイス紹介します。
以前はハーレーをはじめとするアメリカンバイクには、
ジェットヘルメットや半ヘルがかっこいいと言われていましたが、
ハーレーもハイパワー水冷エンジンが増え、日本メーカーではレブルやエリミネーターも人気上昇中
アメリカンバイクというよりゆったりしたポジションで乗りやすいクルーザーとして
初めてバイクに乗る初心者も多いせいか安全性重視の傾向なのか?
フルフェイスでアメリカンクルーザーに乗るのが主流で、ダサいという感覚はなくなりつつあるようです。
かっこいいアメリカンバイクに似合うフルフェイスの選び方とおすすめ品22種紹介します。
読んでみてください。
アメリカンバイクにフルフェイスをかぶるのはダサいのか?

以前はツーリングなどでハーレーにフルフェイスをかぶるなんてあり得ない時代もありました。
ハーレーでのダートトラッカースタイルのレース仕様車に合わせたアメリカングラフィックのフルフェイスや
ハイパワーなドラッグレースなどでSIMPSONのフルフェイスが大流行した時代もありましたが、
それはごく一部
アメリカンバイクのイメージとして、映画『イージーライダー』などに登場するチョッパースタイルは半キャップやジェットヘルメットです。
コーナーリングスピードなどより、直線道路をゆったり走るハーレーの開放感にはジェットヘルメットでした。
そのため一般的にアメリカンバイクにモダンなフルフェイスはダサいと言われていたのが過去の流れです。
アメリカンバイクのフルフェイスは今や普通のこと

1980年代にハーレードラッグレースで大流行したSIMPSONはフルフェイスで、唯一の例外でした。
しかし、今やハーレーのオフィシャルサイトでもフルフェイスを被っている画像がほとんどです。
つまり、アメリカンバイクもそれ以外にバイクも同じフルフェイスならなんでも良いのでは?とも思えるのですが、
そこは違うのです。
他人からどうこう、似合う似合わないとか言われるのは気にする必要はないのですが、
アメリカンバイクのフルフェイスはどう選んだらかっこいいのかは意識したって良いのです。
これなら納得!という選び方を紹介します。
それでも選び方次第ではダサくなる ダサくならない2つの方法

何も考えずにフルフェイスを選ぶとダサくなるのです。
歴史や、テイストが重要なのです。
フルフェイスを選ぶならこの2タイプ
●ノスタルジックフルフェイス(オールドオフロードフルフェイスなど)
もう一つの選び方としては、
●レトロなシンプル構造で黒中心の単色カラーのフルフェイス
それぞれの理由を解説します。
ノスタルジックフルフェイス(オールドスタイルのオフロードヘルメット)を選ぶ

アメリカンバイクに似合うフルフェイスには、ノスタルジックフルフェイスが似合います。
その理由は、 歴史からくるSIMPSONのかっこいいちょい悪感とノスタルジックフルフェイスの口元スリットの
ワイルド感、これが ワイルドな半ヘルに変わるアメリカンバイクのワイルド感だと考えるのです。
モダンタイプは選ばずにカラーは黒のマットがベスト

レトロなフォルムの黒系の地味なカラーが似合う理由は、
アメリカンバイクのフォルムはモダンではなくレトロフォルムなのでヘルメットもレトロで
カラーも派手でない単色です。
考えて見てください! アメリカンバイクにマットブラックのフルフェイスは
間違いなく似合いますから。
アメリカンバイクに似合うかっこいいフルフェイス ノスタルジック系

ノスタルジックフルフェイスはスクランブラーヘルメットと言われるオールドオフロードタイプの
フルフェイスのことです。
このヘルメットはアメリカンバイクだけでなく、クラシカルにカスタムしたバイクに合わせるヘルメットとして人気があります。
今やこのノスタルジックヘルメット、実用面では良いところはほとんどないのですが、
ファッションとして、街乗り中心に使われているのです。
おすすめ品を紹介します。
SIMPSON M-50 ブラック

SIMPSONのM-50はモトクロスバイクがなかった時代の オフロードレース向けのヘルメットの元祖です。
通気性を良くしてなおかつ軽量に作られていて、口元スリットと帽体は小さく作られ、
内装は最低限に省略されていて、 これがかぶるとカッコいいのです。
SIMPSONとては価格的に買いやすくおすすめで、海外製品ですが日本人仕様のNORIXなので安心です。

SHOEI EX-ZERO

説明の必要なないほどノスタルジックフルフェイスで人気ナンバーワンの ショウエイ EX-ZERO
とにかくSIMPSONに代わるちょい悪風のデザインがウケています。
優れた特徴としてヘルメット素材がFRP製でこのカテゴリで最軽量に近いフルフェイスであることです。
最もまねされているヘルメットといえます。
かぶっていれば人に自慢はできるはず。

RIDEZ XX

ノスタルジックフルフェイスでは最も小さくかぶれると評判の RIDEZのXX(ダブルエックス)はロングセラー品
頭でっかちにならないフルフェイスなのでアメリカンバイクに似合うのです。
可動式シールド付きで実用的

SUNUP ブラスター パイロット

元DAMMTRAXの 最軽量フルフェイスを受け継いでインナーサンバイザー(EX-ZEROと同じ仕様)付きにした
オールドスタイルフルフェイス 相変わらずこのタイプにフルフェイスではEX ーZEROより軽量なのです。
EX-XZEROも含めてこの手のフルフェイスは、
雨の走行もあるツーリング用としてではなく街乗り専用のかっこいいヘルメットとして考えた方が正解です。


NEO VINTAGE VT-5X

ノスタルジックフルフェイス(オールドオフロードスタイル)のショウエイEX-ZERO風の
ワイルド感・無骨感があるヘルメットの中で、可動式シールドとインナーバイザーがついて実用性が高いヘルメット
実はノスタルジックフルフェイスはこんなヘルメットが一番快適なのです。

HORIZON JADE

デザインで人気の ホライゾンのノスタルジックフルフェイス
可動式シールド付きです。
しかし、全ての口元スリット入りのノスタルジックフルフェイスは風切り音は大きいです。

LEAD RUDE

リード工業のRUDEは 手軽なオールドオフロードスタイルのフルフェイス
軽量で、ゴーグルでかぶるタイプ 専用ゴーグルがついていてリーズナブル

ZEUS NAZ-916

ショウエイ EX-ZEROタイプのフルフェイス
ショートサンバイザー付き
3サイズから選べてこの価格、リーズナブルな人気商品です。

THH TT-03 レトロフルフェイス

THHは台湾のナンバーワンヘルメットメーカー
デザインはイタリアのヨーロッパ風テイストのメーカーです。
ノスタルジックフルフェイスでもおしゃれな帽体の作り
専用のシールドを付ければ快適になります。

アメリカンバイクに似合うかっこいいフルフェイス

ここからは、 機能性のしっかりとあるフルフェイスを紹介していきます。
王道のフルフェイスの形で、機種によっては機能性はスポーツバイク用の多機能フルフェイス
と変わらないものもあり、実用的で、ツーリングに最適です。
Arai ラパイドネオ フラットブラック

Araiの最新のレトロデザインの高機能フルフェイスラパイドネオのマットブラック
静粛性や安全規格を考えれば最強の機能性フルフェイス
難点はアメリカンバイクに合わせる場合、ヘルメットの帽体が大きいので、小柄なライダーや
アメリカンバイクでも軽量タイプには頭でっかちに映ってしまうことでしょう。
しかし、Araiのフルフェイスではアメリカンバイクにはぴったりのヘルメットです。

SHOEI Z-8

ショウエイの高機能ツーリングヘルメット Z-8は小ぶりな帽体でショウエイでは最軽量フルフェイス
コンサバデザインのヘルメットでどんなバイクにも似合うでしょう。
本格フルフェイスで帽体の小さくて風切り音のしない最強ヘルメットと言えるでしょう。

SHOEI グラムスター

ショウエイの中ではレトロさをコンセプトにしたクラシックタイプに似合うフルフェイス
帽体を小さくし、ヘルメットフォルムもシンプルに処理しています。
アメリカンバイク乗りには確かに人気のヘルメットですが、風切り音はショウエイの他の機種と比較すると
大きいのが難点

SIMPSON Venom

シンプソン(SIMPSON)はハーレーのドラッグレースと共に地位を築いたフルフェイスメーカー
過去のシンプソンは日本人の頭にはフィットせず、視界も狭く、風切り音も大きくて実用的とは言えず
憧れをかぶるヘルメットと言われていましたが、今は80年代デザインを復刻させ
改良も加えられて欠点を少ないしつつあります。
このベノムはシンプソンで唯一のインナーサンバイザー付きフルフェイス

SIMPSON M-30マットブラック

シンプソンのヘルメットといえば、SF風ダースベイダー型フルフェイス
代表的なM-30は外せません。
1980年代風に復刻させて日本人仕様に設計したNORIX仕様を選べは
サイズ面で間違いはありません。
シンプソンはサイズの設定は細かく選びことができます。
シールドも無段階開閉と高機能なのです。

GODBLINC NV ROAD RACER2

ビンテージフルフェイスの原形をカーボンで具現化したフルフェイスモデル。
帽体は本物のカーボンを採用し、内側にファイバーグラスを使用したハイブリッド製法でリーズナブルなプライスを実現しています。
ゴッドブリンクは、機能性を追求したカーボン素材に強い日本のメーカーです。
重量1,250gは日本では最軽量の族ヘルタイプのフルフェイス
かぶっていることを忘れるくらい軽量なヘルメット 実用的といえます。

LEAD RX-200R

アメリカンバイクに似合うフルフェイスといえば、シンプルでレトロフォルムの族ヘルタイプです。
1980年代のデザインヘルメットを復刻させたリード工業のRXシリーズは人気No. 1の族ヘルです。
サイズはフリーのワンサイズのみですが、価格がリーズナブル

RIDEZ Retro-One

族ヘルタイプのフォルムのレトロフルフェイスですが、一味違うカラーとグラフィックのヘルメット
クラシカルなネイキッドタイプ全般に似合うフルフェイス アメリカンバイクに合わせても
一味違うおしゃれなコーデとなるはずです。
作りもしっかりしたフルフェイスですよ。

NEO VINTAGE VT-6

このヘルメットのフォルムはSIMPSON のスーパーバンディットやアウトローに似ています。
大きく張り出した幅広の存在感あるチン部分と、実用的なベンチレーション
SIMPSON風の威圧感あるヘルメットンなのです。 SIMPSON風が好きならおすすめのヘルメット

アメリカンバイクに似合う人と被らないフルフェイス レアなおすすめ品


今まで紹介したフルフェイスは、どのサイトでも紹介している、ある程度有名なブランドやメーカー品です。
自分だけの愛車に似合うヘルメット、人と被らない個性的なヘルメットを探している方にとっては
若干物足りないとも思えます。 私もそうですが、人と違うものが欲しいんですよね。
海外製ヘルメットに目を向けてみれば、しっかりした素材のヘルメットで同素材であれば日本メーカーより価格が安い価値あるヘルメットがあるのです。
しかも日本製にはないセンスやデザインのヘルメットなのです。
海外製ヘルメットの選び方のコツとして、
日本人が選ぶ場合、頭の形状の差を考えて、
ワンサイズまたは左右各1cm(合計2cm)ほど大きめサイズを選ぶと小さすぎて困ったということになりません。
PREMIER Trophy Carbon NX ゴールドクローム

カーボン製レトロなヘルメット
このセンスで現代にノスタルジックなヘルメットを作っているのは イタリアのPREMIER(プレミア)
こんなヘルメット日本製ではありません。

PREMIER Trophy OP 9 BM

同じくイタリアプレミア社(PREMIER)のノスタルジックフルフェイス
いくつかバリエーションがありますが、ダメージ加工(エイジング加工)されたヘルメットが
特徴のラインアップもあり、リーズナブルな価格のものもあります。

【参考記事】外部リンク プレミア(PREMIER)ヘルメットはもっと評価されて良いヘルメット(老ライダーブログ)

Biltwell Lane Splitter

アメリカのビルトウェル(Biltwell)はハーレーに似合うヘルメットです。
重量級ハーレーには間違いなく似合うヘルメット
独特なフォルムで原色以外のカラーを選べば日本製アメリカンクルーザーにも似合うはず


BOGOTTO V381

グラスファイバー製 1,090gと超軽量のオフロードヘルメット
バイザーを外せばレトロでノスタルジックフルフェイスとして実にカッコ良いのです。
軽量FRP製ヘルメットとしては実にリーズナブルな価格
ドイツ製

アメリカンバイクにフルフェイスはダサい? かっこよく似合うフルフェイス22選 まとめ

アメリカンバイクに似合うフルフェイス ダサくならない選び方とかっこいいおすすめ22選
●アメリカンバイクにフルフェイスをかぶるとダサいのか?
●アメリカンバイクにフルフェイスは今や普通のこと
●それでも選び方次第でダサくなる ダサくならない選び方
●アメリカンバイクに似合うフルフェイス ノスタルジックフルフェイス
●アメリカンバイクに似合うフルフェイス かっこいフルフェイス
●アメリカンバイクに似合うフルフェイス 人と被らないフルフェイス
●まとめ
以上の内容でした。