この記事はバブアー(Barbour)などのノスタルジックな雰囲気あるクラシックタイプの
バイクジャケットについて解説する記事です。
コットン製でありながら防風・防水性を高めるために化学繊維のなかった時代に機能的なウェアとして
バイクのレースシーンなどで使用されたオイルドコットン製のジャケットは旧車タイプのバイクや
スクランブラータイプのバイクにおしゃれに似合います。
ただし、油分が他に付着したり、洗うことができすメンテナンスが面倒であったり
しっかりしているけど重いという欠点もあるウェアです。
しかし、使い込むほどの雰囲気が良くなり愛着が湧き、デザインがレトロでおしゃれなので気になるウェアでもあります。
バブアーやベルスタッフなどの有名な英国製のワックスドコットン製ジャケットなどについて深掘りしていきます。
バイク用には何が最適なのか?選ぶべき一着がわかります。
あなたのクラシカルなバイクに似合うジャケットなはずです。
読んでみてください。
オイルドコットン製ジャケットの今と昔

(出典 ヤングマシン)
オイルドコットンジャケットはBarbour(バブアー)が近年日本で話題になったことがあります。
ユニオンジャックをあしらった古風なジャケットは英国製バイク・トライアンフなどに似合うジャケットとして知る人ぞ知るジャケットです。
ただし特殊なジャケットのため一般的ではありませんね。
どんなジャケットなのかを深掘りしていきます。
オイルドコットンジャケットの歴史
オイルコット製ジャケットは1930年代の堅牢な英国ミリタリージャケットから本格的歴史は始まっています。
防水・防風性を強化するため綿素材にオイルを染み込ませた製品で、その後、防風性が優秀なので当時のモータースポーツでも人気となったウェアです。
1960年代にはスティーブマックウィーンの愛用品としても有名になりました。
そのためライディングウェアとして広く普及した時代もありましたが、高額品のため一部のマニアしか愛用者がいないことに。
オイル漬けのため洗濯ができず特殊なメンテナンスが必要なので一般的ではないのですが、ノスタルジック派には
根強い人気があります。
イギリスのブランドが有名で バブアーやベルスタッフが日本では有名
●バブアー 一部バイク用で人気製品あり 英国皇室御用達品
●ベルスタッフ デビッドベッカムがアンバサダーの高額ブランド
オイルドコットンジャケット 今はワックスコットンが主流
現在は油分が外に付きづらい、軽量なワックスコットン製へ移行して使いやすくなっています。
デザインは当時のままで化学繊維とは違い耐熱性もあり軽量で防風性が高いのが特徴
価格も買いやすくなり、デザインは当時のままの雰囲気ある風合いとデザインになっています。
実用面を考えればオイルドコットンよりワックスコットン製が断然良いのです。
選び方のポイント
バイク用で選び方を考えると
●オイルドコットン製よりワックスコットン製
●プロテクター付きを選んだ方が安心
●バイク向きのデザインを選ぶ
必ずしもワックスコットン製であってもバイク用とは限らないので注意が必要です。
ワックスコットン製ジャケットのメリット・デメリット

ワックスコットン製ジャケットの有名メーカーのバウアーやベルスタッフはバイク専用ウェアメーカーではなく、
バイク用は一部の製品に限られます。
その中でバイク用のジャケットを現代の化学繊維製バイクジャケットと比較した
ワックスコットン製のバイクジャケットのメリットとデメリットを挙げていきます。
バイク向けワックスコットン製ジャケットのメリット
メリットは
●ノスタルジックなデザインが大人向けでおしゃれ
●防風・防水性が高い
●使い込むほどに風合いが増して愛着が湧く
●冬用に使ってモコモコ感がない
ワックスコットン製ジャケットのデメリット
デメリットは
●化学繊維製のジャケットよりも価格が割高
●洗濯はできない
●防寒性はそれほど高くはない
バイクに最適なワックスコットン製ジャケットのおすすめ品


バイク用と考えてワックスコットン製ジャケットでも
プロテクター内蔵の安全性の高いジャケットがおすすめです。
有名なバブアーやベルスタッフが最強でおすすめというわけではないこともわかりますよ。
ベルスタッフ トライアルマスターPRO

ベルスタッフのバイク用ワックスコットンジャケットを紹介します。
断然軽量で手軽になったワックスコットン製
バイク用としてプロテクターの付いたPROタイプ
価格面ではPRO仕様であると10万円を超えてきます。
外ポケットで丈が長い腰ベルト付き
これがベルスタッフのバイク用定番トライアルマスターです。
高機能最強強度のD30®︎プロテクター付き

●メンテナンス用専用ワックス(塗るだけで簡単メンテナンスが可能)
バブアー(Barbour)インターナショナルワックスジャケット

ユニオンジャックをあしらったトライアンフなどの英国車にはピッタリの
ワックスコットン製のバイク用ジャケット
定番の形のインターナショナルです。
おしゃれでかっこいいのですが、プロテクターは付いていません。
バブアー(Barbour)とは
1970年代に入るとハンティング、フィッシング、乗馬といった英国上流階級のアクティビティと密接にリンクすることでカントリージェントルマンの装いを彩り、英国を代表するアウトドア・ライフスタイルブランドとして確固たる地位を築きました。イギリス王室御用達(ロイヤルワラント)の名誉を3つ保持している希少ブランド。
マーリン(MERLIN)ワックスコットン フライトジャケット Millington

英国の新興メーカーですが、ノスタルジックな復刻デザインのバイク用ウェアのメーカー
英国でも人気急上昇中のブランドです。
マーリン(MERLIN)は2025年より日本で正式販売を開始しました。
HONDAと提携し、HONDAのバイク用アパレルに登場していくことでしょう。
機能面ではベルスタッフやバブアーと変わらず最強強度の高機能軟質プロテクターD30®︎を装備
価格も抑えられているワックスコットン製です。
マーリン(MAELIN)ワックスコットンジャケット EdaleⅡ

脱着式インナーライナー(中綿)の付いた3シーズン用ワックスコットンジャケット
D30®︎の高機能プロテクター付きのバイク専用ジャケット
ややワイルドなデザイン これも良いです。
フューエル(FUEL) バンカージャケット

スペインのバイク専用のノスタルジックミリタリーウェアメーカーのフューエル(FUEL)は
ハイセンスなジャケットがあるので個性派にはおすすめです。
ワックスコットン製のこのジャケットはウエストベルトも付いて良い雰囲気のジャケット
細部にデザイン性の高いこだわりが感じられ実におしゃれです。
ベルスタッフ・マーリン同様最高機能のD30®︎プロテクター付きです。
別売ですが、冬用に合わせて使えるインナージャケットもあります。
大人バイク乗りにワックスコットン製ジャケットはおすすめ



雰囲気ある旧車に似合うオイルドコットンジャケットは現在はメンテナンスのしやすいワックスコットン製ジャケットに変わってきて手軽になりました。
レザージャケット(革ジャン)のメンテナンスをするのと同様なケアで使いやすくなっているのです。
トライアンフなどの英国車をはじめ旧車タイプのバイクウェアとしておしゃれで大人向けで選択肢の一つになるのではないでしょうか?
一味違い大人のバイクウェアを選んでみてはいかがですか!
ワックスコットンの雰囲気ある英国スタイルのバイクジャケットの選び方とおすすめ品紹介 まとめ

ワックスコットンの雰囲気ある英国スタイルのバイクジャケットの選び方とおすすめ品紹介
●オイルドコットン製ジャケットの今と昔
●ワックスコットン製ジャケットのメリット・デメリット
●大人バイク乗りにワックスコットン製ジャケットは選択肢の一つ
●まとめ
以上の内容でした。













