バイクに乗る場合、ウェアにはプロテクター付きが良いと言われます。
長袖・長ズボンなら問題ないと思えるでしょうが、擦り傷のような転倒なら長袖だけでもケガを軽減できますが、
他車と絡んだ事故の打撲では防御できるプロテクターがないと、
たとえ革ジャンを着ていても打身など重大なケガをしてしまうものです。
プロテクターの有無や付ける場所によってケガの程度には大きく差が出るのです。
プロテクターを着けていれば普段着でも安心してバイクに乗れて
万が一の事故や転倒でも致命傷になるケガを防げる可能性があるということです。
あなたのバイクウェアにプロテクターが付いていなくても単体でプロテクターをつけることはできます。
付いてなければ別にプロテクターだけ着ければ良いのです。
命を守る観点からプロテクターは意識して装着すべきで、
万が一の事故でもあなたを救ってくれるのです。
バイクのプロテクターのどこを優先したら良いのか、
またどう選べば良いのか、わかりやすくおすすめ品を紹介していきます。
意外に手軽で簡単なのです。
お気に入りのジャケットで普段着でもおしゃれにバイクに乗ることができるプロテクターを吟味してください。
バイクにプロテクターは必要?意味ないのか?

バイクに乗る場合、鎧のようなプロテクターは必要でしょうか?意味があるでしょうか?
スポーツの世界でもプロテクターはあります。まして高速で走行するバイクでプロテクターなしで転倒したり
ぶつかったら、確実にケガをするはずです。 バイクにはヘルメットが必要なのと同様に
頭以外のボディを守るプロテクターは必要です。
バイクプロテクターの優先順位は?



プロテクターのつけるべき場所はどこかというと
●上半身 (4箇所)
肩
ひじ
背中(脊髄)
胸部
●下半身 (3箇所)
ひざ
腰
尾骶骨(お尻)
上下で7箇所ですが、 バイク事故で命に関わる重大損傷箇所を考えると
一番めは頭部、二番目に胸部です。
●バイク死亡事故の損傷箇所の比率グラフ

(引用元 警視庁)
プロテクターで保護しなければいいけない優先順位は胸部で次には脊髄(背中)が重要だと言えるのです。
特に近年は胸部の比率が増えているのです。(頭=ヘルメット と同様に重要とも言えます)
もちろん、優先順位は低いですが、ひじやひざなどは転倒したり立ちゴケしたりの軽度な事故でもケガ防止のために必要ですよね。 あったほうが良いのです。
普段着でバイクに乗りたいならプロテクターを単体で用意する



バイクウェアにはプロテクターが内蔵されていたり後から装着できる仕様になっているものもあります。
プロテクターなしのウェアでバイクに乗る場合、単体で部位別にプロテクターを装着したり、
シャツ状になったプロテクターを着込む方法があります。
いずれにしてもジャケットやパンツの下に装着できるもので、
それほど大袈裟でもなくカッコ悪くもない工夫がされているのです。
(むしろ、多少マッチョに見え、かっこいいとも思えるのです)
それではプロテクターの選び方について説明していきます。
プロテクターの選び方 6つの項目
プロテクターの選び方のヒントになる情報を説明していきます。
プロテクターの選び方 6つの項目
●シャツのように着込むタイプと部位別
●プロテクターの強度規格について
●ソフトタイプとハードタイプ
●夏・冬 季節の使い分けはある?
●最強のプロテクター D30について
上記の選び方について説明していきます。
着込むタイプか単体の部位別か?


●着込むタイプ
シャツのように内蔵したプロテクターが衣類となっていてジャケットの下に着込む
●単体で付ける
部分的にジャケットの下つける(ストラップなどで)
シャツのように着込むタイプは手間がかからず便利で、単体でも
それほど違和感のないウェアに見えます。
強度で選ぶ CE規格について

プロテクター自体には強度安全規格(CE規格1・2)という規格があり、CE規格2は
強度面で最強品です。
単なるプロテクターではないCE規格取得品はプロテクト効果が高くなっているので
選ぶ際の基準にもなります。
(CE規格とは → ES諸国で定めたバイクウェアに関する強度の規格)
ソフトタイプがハードタイプか
プロテクターの素材は硬質プラスチック製から、スポンジ状の軟質素材まで様々で、
硬質素材は着心地は悪く空気を通しませんが強度が高い、
軟質素材は着心地は良いのですが
強度が低いのが一般的で、強度か快適性かで一考の余地があります。
夏・冬の使い分けはどうか?
プロテクターは冬には気になりませんが、夏場は空気を通さず暑いものです。
最近は強度の高い硬質プラスチック製でも網目状のハニカム構造(蜂の巣構造)で強度が高く
涼しいプロテクターもあり、夏用・冬用と使い分けることもできます。
プロテクターの最強品は? D30という素材に注目


(D30®︎とは)
ソフトなプロテクターは着け心地は良いのですが、強度が不安というのが一般的なプロテクターなのです。
D30®︎という特殊素材は、普段はソフトで衝撃を受けると瞬間硬化する新素材で最強と言われる素材です。
ウェアメーカーでHYDOなどが採用していますが、網目状で風通しがよく着心地も良いので最強と言われる
プロテクター素材です。
このプロテクターは加工もしやすく内蔵プロテクターを交換して着心地の良いジャケットにすることもできます。
バイクプロテクター愛好者からは人気のあるプロテクターでそれほど高額品ではありません。
(部位別のおすすめ品紹介はこちら>>D30のおすすめ品)
D30について (瞬間硬化素材の説明)
【特許取得済みのD3O®知的衝撃吸収素材を採用】
D3O®は『知的衝撃吸収材』と呼ばれる、モレキュール(分子)
テクノロジーを駆使した特殊素材で、高い衝撃耐性と運動性に 定評があります。
普段はしなやかに柔らかく、衝撃時には分子結合により エネルギーを吸収、人体を安全に護り、衝撃エネルギーを最大限に 分散します。
バイクを普段着で乗れるプロテクターのおすすめ品
普段着ウェアでも立派なバイクウェアになるプロテクターのおすすめ品を紹介します。
●着込むシャツタイプ 季節別
●胸部・脊髄用アーマータイプ 季節別
●胸部プロテクター
●下半身用
4タイプのおすすめ品です。
着込むシャツタイプ コミネ CEアーマードトップインナー SK-693

コミネはプロテクターの品揃えが多く、最もリーズナブルでおすすめできるメーカーです。
着込むタイプの CE規格取得の上級モデル これなら安心
伸縮素材の優れた着心地にハードプロテクターをフル装備。肩・肘・背中には独自取得した欧州CE規格モデル
胸部にはより優れたフィット感を実現した新型ハードプロテクターを内蔵しています。
肩・ひじ・脊髄・胸部 いずれも硬質プロテクター入り

着込むシャツタイプ コミネ アーマードトップインナー SK-625

CE規格ではないプロテクターが4箇所
4箇所にに軟質素材を使用していて着心地重視タイプ

着込むシャツタイプ(夏用) コミネ スーパークールアーマードトップインナー

CE規格の高強度プロテクターですが、メッシュ構造の生地を使用し通気性を良くして、
夏でも涼しく快適になるよう工夫されたシャツタイプ
着込むタイプのプロテクターの高機能な最強品


ベストタイプ Poi DESIGNS BODY PROTECTOR BPj-01

胸部と脊椎の2箇所用のベストタイプ
重要な部分はしっかり守る、暑い季節の快適性を追求した評判の良いプロテクター

ベストタイプ 夏用 コミネ エアスルーCE2 ボディーアーマー SK-828

CEレベル2でなおかつ通気性の良いアーマー
夏用としてはこれがベストなベスト
胸部と脊椎を保護するタイプです。

ベストタイプ コミネ エニグマ CE2 エアスルートップ 夏向き

コミネが採用しているエニグマという軟質素材は強度が高くCE2規格を取得した
通気性の良い優秀な薄型プロテクター素材です。
つけ心地も良くプロテクターの持つゴワゴワ感を軽減させている優秀な夏向きベストタイプ
世界最薄のソフトプロテクターを胸、背中、脇腹に配置

胸部のみ 手軽なタイプ プロテクターCE2 マルチチェスト SK-809

教習所などの導入されている最も重要な胸部の保護する単体プロテクター
これだけでも安心です。

胸部のみ レディース用スプリームボディプロテクター SK-688

胸部・脊椎を保護する女性仕様のプロテクター
胸部にはCE規格のプロテクター内蔵のしっかりしたタイプ
通気性はあまり高くありませんが安心。

胸部のみ コミネ エニグマ ソフトタイプCE2

胸部のみの装着でも十分役に立ちます。
こちらは胸部プロテクターのついていないバイク用ジャケットなどにおすすめ
バイク用のプロテクター付きジャケットには胸部プレテクターはついていても
スポンジ程度のものがついているメーカー品もあるのです。
胸部をCE2規格取得の薄型の涼しくて最強強度のエニグマを追加すれば
安心です。価格も高くはないのです。

アンダーパンツ コミネ プロテクトメッシュアンダーパンツ SK-612

下半身用の着込むタイプのプロテクター
ひざ・腰・尾骶骨を保護できる本格派
メッシュ構造で涼しくてCE規格取得のパットが入っています。

プロテクター付きパンツ ライダーパンツ

下半身のプロテクターを考えた場合、冬でもない限り、着込むタイプのプロテクターはめんどくさいと思うはず。
ライディングパンツには安いカジュアルルックなパンツにもプロテクター付きパンツはあるのです。
単体でひざや腰のプロテクターを着けるより簡単
下半身はプロテクター付きパンツで安全確保、この考え方で良いのです。
ツーリングなどの一般仕様ではプロテクター付きパンツで十分です。

プロテクター付きパンツ レディース ライダーパンツ
レディース用のプロテクター付きカジュアルスタイルのバイク用ライディングパンツです。
下半身のプロテクターはライディングパンツのプロテクター付きで良いのです。
3シーズン使えますよ。

バイクプロテクターを最強のプロテクターにするヒント 素材 D30®︎の活用方法

D30®︎という素材は柔らかいのに強度が高く、 涼しくて通気性も高い理想のプロテクター素材です。
柔らかいので形を合わせて切って使うことも可能です。
既存のジャケット内のプロテクターと交換するだけで
柔らかくて着心地が良くて涼しく軽量な最強強度のプロテクター付きウェアが完成するのです。
ぜひ活用しましょう。
ベテランライダーは知っています。
例えば、自前のプロテクターを部分的に交換するだけで、ソフトで着心地が良くなり、
しかも夏も涼しいウェアに作り変えることもできるのです。
大いに活用したいですね。
(※大抵のジャケットのプロテクターポケットは同じようなサイズ感でほとんど入ります)

D30について (瞬間硬化素材の説明)
【特許取得済みのD3O®知的衝撃吸収素材を採用】
D3O®は『知的衝撃吸収材』と呼ばれる、モレキュール(分子) テクノロジーを駆使した特殊素材で、
高い衝撃耐性と運動性に 定評があります。
普段はしなやかに柔らかく、衝撃時には分子結合により エネルギーを吸収、人体を安全に護り、衝撃エネルギーを最大限に 分散可能
●ひじ・肩・脊髄・胸部用 各種




バイクプロテクターは必要 普段着で安全にバイクに乗るために手軽に用意できるおすすめ品 まとめ
バイクプロテクターはいらない? 普段着で安全にバイクに乗るためには必要で
手軽に用意できるおすすめ品を紹介
●バイクウェアのプロテクターは必要か?
●バイクプロテクターの部位別優先順位は?
●普段着でバイクに乗るならプロテクターを単体で用意する
●バイクプロテクターの選び方 6つの項目
●バイクを普段着で乗れるプロテクターのおすすめ品紹介
●最強のプロテクターのするヒント
素材D30の活用方法
既存のウェアのプロテクター部分を差し替えて快適・最強にするヒント
●まとめ
以上の内容でした。